紅花栄

本格的な梅雨入りを前に、このところぐずついた天気が続いています。これが「梅雨のはしり」でしょうか。

この時期の雨を、卯の花が濡れてうなだれてしまうことから「卯の花くたし」と言うそうです。

焼津の古刹、林叟院へ。

そもそも文明3年(1471年)に、今の小川港付近に開かれたお寺です。

それから27年後、明応6年(1497年)に謎の老人のお告げがあり、この高草山の麓へ移転。

はたしてその翌年、大雨、大地震、大津波が続きその老人の予言どおり、かつての寺の場所は海底に沈んだそうです。

この地震は「明応地震」として記録されている「東海・東南海」が震源の大地震。

何とも興味深い謂れですね。

庭を渡る緑の風。

ちょうどステンドグラス展が開かれていました。

他にも本堂には、おおきな生け花や洋画も掛けてあり、住職は芸術に造詣が深い
ようです。

焼津市の有形文化財に指定さている袴腰付きの古い鐘楼。

鳴らすのは芸術文化の祝鐘か。津波への静かなる警鐘か。

諸行無常の響きあり。


2012年05月31日 06:36

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