静岡のガウディ!?

清水の中でも奥まった山里に突然あらわれる建物。

こう見えて曹洞宗のお寺、光福寺です。

大正13年から、昭和2年にかけて建設された、日本の鉄筋コンクリート建造物の先駆け的建物です。

山門はごく普通、というか昔ながらの味のある山門です。

でもその向こうにちらっと見える本堂・・・

大正12年(1923)の関東大震災で、木造や煉瓦造りの建物が崩壊・焼失したことをうけ、

未来永劫残せるものをと、鉄筋コンクリート造りとなったそうです。

それも、地元の建設会社と地元の職人さんたちで作ったということで設計から完成までに5年かかったそうです。

建物もさることながら、特徴的なデザインです。

当時としてはかなりのインパクトだった事でしょう。

1993年に静岡県の指定有形文化財となり、1998年~2000年にかけて修復。

天女のレリーフは「こて絵」。

腕利きの左官職人が「こて」を使って描く芸術作品。日本のフレスコ画です。

伊豆の松崎から職人が来て作ったそうで、今はアクリル板で保護されています。

建築史家の故 村松貞次郎さんはこの建物を見て、「あっ、これは日本のガウディ」と叫んだといいます。

実際に近づいてじっくり見てください。

細かい意匠まで本当によくできているので、飽きないですよ。

光福寺

静岡県静岡市清水区柏尾


2011年01月22日 11:41

Add a Comment




Related Posts




Copyright © 2009-2017 suruga x photo All rights reserved.